こんにちは。
ゴリラ会長です。みなさんは2024年3月株主還元がこれまで最高の25兆円になり、2年連続で過去最高となったのをご存知ですか?
今回はなぜ株主還元が25兆円もの規模にもなったのか?そして株主還元をよく知らない方のためにも株主還元とは何か?というのをわかりやすく説明していきます。
円安の日本で株主還元がどう関係しているのかについても解説していくよ
株主還元って??
結論、株主還元とは言葉の通り株主へのお礼の意味を込めた還元のことであり、企業の配当と自社株買いを合わせたものを言います。
今回の記事で言えば、2024年3月の上場企業の配当と自社株買いを合わせたものが総額25兆円となったわけです。配当というのは株式を保持していると定期的にもらえるお金(インカムゲイン)のことですが、自社株買いというのは自社の株を買うことで市場に出回っている株式数が減少し、一株あたりの純利益が増加するため、結果、株主にとっては一株あたりの利益が増えるようになるんです。
なぜ株主還元が拡大されたのか
結論、要因としては2つあります。
・業績の向上
・PBR改革
一つ目は、業績の向上が要因となります。円安による値上げなどが広がっていったことで2024年3月の東証プライム企業の純利益は3年連続で過去最高となる13%増となりました。4社に1社が過去最高の業績を上げていることになります。
二つ目は、東証によるPBR改革が要因となります。PBR(株価純資産倍率)とは現在の株価が企業の資産価値に対して割安か割高かを判断する目安として使われます。東証は企業にこのPBRを向上させ、資本効率改善に向け取り組みを加速させる方針です。
まとめ
今回は株主還元が過去最高になったというお話をしました。
今回の記事で少しでも理解していただけたら幸いです。また、株式投資に妙味がある方もぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
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