[解説]マイナス金利解除になると起こることとは!?

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3月21日、みずほ銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行、横浜銀行、北海道銀行などが普通預金金利を引き上げることを一斉に発表しました。

この記事では、マイナス金利解除の仕組みについて解説し、解除することで起こるメリット・デメリットをご紹介します。

マイナス金利解除の仕組み

そもそもマイナス金利とは

まず初めにマイナス金利とは、日本銀行が金融政策の一環として設定する金利の一種です。普段メガバンクなどの銀行というのは、銀行の銀行の役目を果たす日本銀行にお金を預けています。
つまりマイナス金利というのは、お金を預けているのにも関わらず、金利がマイナスになっているため、お金を取られてしまっているということなんです。

マイナス金利を施行している目的としては、銀行が日本銀行に預けるのをやめ、企業などへ貸し出しを積極的に行うようになります。こうすることによって、世の中でのお金の巡りをよくし、経済活性化、デフレ脱却を目的としています。

なぜマイナス金利の解除が検討されるようになったのか

結論、賃金や物価が上昇する姿が確認されたからではないかと憶測が飛び交っているからです。最近では身の回りの商品の賃上げが激しいことは皆さんも実感しているはず、、、

解除されるとこんな影響が出る可能性がある!

メリット

マイナス金利を解除することによって円高へ促進する可能性があります。現在、我が日本では円安ですが円高になることによって海外旅行や、輸入品に影響が出てきます。
円高になると海外旅行が安くなります。現在は円安のため、海外旅行が高く、逆に海外から日本へ来る外国人が多いですよね。円高になるとその反対になるんです。また、輸入品も安くなります。輸入品が安くなることで我々の身の回りの商品なども安くなっていきます。

これだけでも嬉しいのですが、嬉しいことがもう一つ。

それは、銀行預金をする際の金利がアップすることです。もしこのまま景気が順調に進んでいった場合、2023年には金利が0.001であったのに対し、2026年には0.4%、10年定期金利では0.5%から2.4%になるととも言われています。

もし10万円預けているとしたら、これまでは金利が500円だったのに対し、金利が上がると2400円になる計算になります。

デメリット

では、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。それは結論、住宅ローンの金利がアップします。住宅ローンというのは固定型と変動型があるのですが、まず固定型というのは1.8%→4.5%、変動型では0.4%→2.9%、になる可能性が示唆されています。あくまで可能性ですのでここまで高くならないこともありますし、むしろこれ以上に金利が上がる可能性もあるんです。ですので、しっかり検討した上でローンを組むのをお勧めします。

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